2022.05.23
幼い頃からあこがれの存在だった看護師になって1年、看護師の大変さや戸惑い、悔しさを感じた場面も多々ありました。そんな時に私の支えになっていることは、元気になっていく患者さんの姿や、ありがとうの言葉です。私は、小児科病棟で勤務していますが、患者さんの辛い時に痛いことをしてしまう看護師は、姿を見るだけで拒否されてしまうことも多いです。しかし、日々の関わりの中で少しづつ心を開いてくれる姿、日に日に元気になっていく姿は、私の背中を押してくれます。また、覚えたてのお辞儀をしてくれたり、お手紙や折り紙をくれたり、大切なものを見せてくれたり、その子なりの「ありがとう」を受け取ることも大きな支えとなっています。退院していく患者さんたちの、すがすがしく誇らしいような表情をみると、私も嬉しくなります。まだまだ慣れないことも不安も多い毎日ですが、患者さんの笑顔に支えられながら、私も笑顔でがんばっていきたいです。
(K・K 群馬パース大学)
「理想の看護師像」