小児は0歳から18歳未満の乳児期から青年期までの患者さんが対象です。入院になる患者さんの疾患も幅広く、内科、外科、整形、耳鼻科などすべての科が対象となるため、各成長発達段階に応じた対応と幅広い知識が求められます。
小児看護は患者である子どもの看護のほか、ご家族の支援も重要です。不安や心配を軽減できるように治療の説明なども本人だけでなく家族にも十分に行います。こどもが安心して入院生活が過ごせるよう、ご家族を含めた支援を実施しています。また小児科病棟には保育士が在籍しており、食事や授乳、清潔ケアなどを協働して行います。保育士は遊びを通して成長発達を促すケアを行います。
家族から離れて治療を行う子どもたちの不安や寂しさに寄り添うことも重要な看護師の役割です。検査や治療を頑張れた時は一緒に喜び、なかなか眠れない子には眠れるまで寄り添っていることもしばしばあります。
子どもは予想もしない行動をすることがあり、転倒など思わぬ危険にあうことも。想像力を膨らましてあらゆる危険を予防することが大切です。
なにより子どもが好きという気持ちが小児看護に必要なスキルといえるかもしれません。
小児科は緊急入院が多い病棟で、日々忙しく業務をしています。その中で、ふとした瞬間の子ども達の笑顔やしぐさに癒されています。重症な状態から驚異的な回復を見せる子ども達を目の当たりにすると、生命のすばらしさや尊さを感じ、その一端を担えたことが私達小児科看護師の原動力になっています。
夜勤スタッフから患者さんの状態の報告を受けます。勤務交代の際に患者さんの状態や実施した処置を伝え、次の勤務のスタッフが看護ケアを円滑に行うための引継ぎをします。
医師と治療方針の確認を行います。リーダー看護師とメンバーで情報交換や話し合いをします。
担当している患者さんに必要な看護ケアを行います。 退院する患者さん・入院する患者さんへの指導や援助を行います。
プレイルームで発達段階に合わせた遊びを援助します。担当している患者さんの注射や吸入・おむつ交換・授乳などの看護ケアを行います。また、内服薬を配り、介助が必要な患者さんの食事介助を行います。
交代で休憩を取ります。 患者さんが安静に過ごせるよう援助します。
体温や脈拍などを測定し身体の状態を観察して把握します。検温で異常があった場合はすぐに医師に相談し、指示を仰ぎます。
夜勤スタッフが看護業務を円滑に行えるように、申し送りをします。
勤務終了
日勤スタッフから患者さんの状態の報告を受けます。勤務交代の際に患者さんの状態や実施した処置を伝え、次の勤務のスタッフが看護ケアを円滑に行うための引継ぎをします。
体温や脈拍などを測定し身体の状態を観察して把握します。検温で異常があった場合はすぐに医師に相談し、指示を仰ぎます。
乳幼児が就寝できるよう援助します。
学童の患者さんが就寝できるよう援助します。注射や吸入、おむつ交換、授乳、体位交換など、担当している患者さんの看護ケアを実施します。
交代で休憩を取ります。
点滴をしている患者さんの点滴交換を行います。
担当している患者さんを2時間おきに見回り、状態観察をします。注射やおむつ交換、授乳など、担当している患者さんの看護ケアを実施します。
体温や脈拍などを測定し身体の状態を観察して把握します。検温で異常があった場合はすぐに医師に相談し、指示を仰ぎます。
担当している患者さんの看護記録を電子カルテに入力します。採血や吸入、おむつ交換、授乳、おやつの配膳と食事介助など、担当している患者さんの看護ケアを実施します。
日勤スタッフが看護業務を円滑に行えるように、申し送りをします。
勤務終了