放射線検査領域の専門的な知識・技術を習得し看護をおこなっています。様々な診療科からの依頼を受けています。医師・診療放射線技師・臨床検査技師・臨床工学士などと連携をしながらそれぞれが専門性を発揮して検査や治療を行っています。
当日予定されている検査の内容・件数・患者さんの状態などについて確認します。またスタッフの勤務状況を把握して各検査室での業務が円滑に行えるように調整します。
各自担当する検査室で検査の準備をします。患者さんが安全・安楽に検査を受けられるよう環境を整えます。放射線技師や臨床工学士などと連携しながら、看護の専門性を発揮して検査の介助を行います。
CT室ではX線、MR室では磁気を用いて検査が行われています。検査によっては造影剤を使用します。造影剤使用時はアレルギーの有無を確認して注射を行います。
X線を用いて造影検査やチューブ類の挿入・交換などが行われています。チューブ類は抜けないようにガーゼやテープで確実に固定します。
心臓・脳・腹部などの血管のカテーテル検査・治療が行われています。苦痛や不安に寄り添い、軽減を図るための声掛けやタッチングを行います。
放射線同位元素を用いてシンチグラムやPET-CTの検査が行われています。特殊な薬剤を使用するため慎重に取り扱い注射を行います。
高エネルギーの放射線を用いて、悪性腫瘍の治療や疼痛緩和のための照射が行われています。症状についての観察や、不安の軽減をはかるため、看護師が継続的にかかわっています。
交代で休憩を取ります。
午前中と同様に各検査室、患者さんが安全・安楽に検査を受けられるよう検査の介助を行います。
次の日の業務が円滑に行えるよう検査予約状況の確認、物品・薬品の準備や補充、環境整備を行います。
終業後、翌朝8:30までは拘束体制勤務となり、緊急の検査や治療に対応しています。