脳神経内科・脳神経外科の疾患が主なため、他の病棟よりも介護度の高い患者さんが多いですが、医師・看護師・リハビリスタッフが一丸となり、患者さんのADLを上げられるように頑張っています。汗をかきながらのケアや体位交換に体力は必要ですが、スタッフの協力体制は抜群です。また、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師が在籍しており、より専門的な指導を学べる環境であり、患者さんに質の高い看護が提供できるよう目指しています。スタッフ間の人間関係もよく、患者さんに寄り添うことを一番に考え、笑顔が絶えないところが自慢です。
夜勤スタッフからの、夜間の患者さんの状態が報告されます。
日勤スタッフは当日受け持つ患者さんの状態変化や注意点など、カルテから得た情報をチーム内で共有できるようカンファレンスを行います。
スタッフ2名でペアを組み、病棟内を巡視し、担当患者さんに挨拶をします。意識レベルが清明でない患者さん、四肢の麻痺がある患者さんが多いので、安全に過ごすことができるよう、危険なものがないかを確認し患者さんの身の回りの環境を整えます。
担当患者さんに必要な清潔ケアを行います。ケアを行いながら、意識レベルの確認や麻痺の増悪など患者さんの状態の変化を把握していきます。リハビリは個人で時間が決まっているので、決まった時間にリハビリに行けるように準備します。
医師の指示で血糖を図る必要がある患者さんは食事の前に血糖測定を行います。食事の介助が必要な患者さんは食事の準備を行います。経管栄養が必要な患者さんには体位を整え経管栄養を投与します。食事が終わった患者さんには与薬・口腔ケアを行います。
交代で休憩を取ります。後半の休憩になったスタッフは、食事介助を行います。前半の休憩になったスタッフは、与薬を行います。ペアリングで休憩を分け、お互いの担当患者さんのフォローをし合います。
スタッフ全員集合して曜日ごとに決められた項目について、ミーティングを行います。
受け持ち患者さんの状態を把握するためにバイタルサイン測定を行います。麻痺の状態、意識レベルなどもチェックし、身体状況・どの程度セルフケアに介助を要するかを看護記録に残していきます。午前中にできなかったケアや、午後の検査・リハビリなどの出棟の準備をします。自分で体位変換ができない人のお手伝いをします。
ロング日勤、遅日勤スタッフへ、看護業務の引継ぎを行います。経管栄養の必要な患者さんへ体位変換を行い投与を開始します。
日勤リーダーからロング日勤、遅日勤、16時夜勤へ日中の状態変化を報告します。
必要な処置・点滴を行います。食事の介助が必要な患者さんのお手伝いをします。食事が終わった患者さんには与薬・口腔ケアを行います。
16時間夜勤者は交代で30分ずつ夕食休憩を取ります。
ナースコールの対応、自分で体位変換・排泄が行えない患者さんのお手伝いをします。
13時間・16時間夜勤看護師間で変化があった患者さんの情報共有をします。
13時間夜勤と同様です。看護記録の追加を行い、終業です。