地域母子医療センターとして当院で出産を希望される方はもちろん、地域医療施設からの紹介や救急車などの緊急の入院も受け入れています。また、外来業務も病棟スタッフが行うことで妊娠~出産後まで継続した看護を提供しています。
お産に関わるスタッフは、全員助産師です。産科病棟では、年間800~900件の分娩を扱っています。分娩は、正常な経過であれば助産師が主体となってお産をすることもできます。 産婦さんが自分らしく満足する出産を迎えるために一人一人のバースプランに沿ってサポートを行っています。 また、小さく生まれた低出生体重児や呼吸障害、心疾患のあるハイリスクな赤ちゃんなどがすぐに治療を受けられるようNICUのスタッフとも相互に連携を図っています。 さらに出産後、育児不安や疲労などで心身に不調がある褥婦さんに対し、産後院での育児支援や休息ができる環境を提供しています。
助産師は、母児の2つの命を預かる重大な役割を担っています。妊婦を安全な出産に導けるよう専門的な知識とアセスメント能力が必要です。また、妊娠・出産・育児と不安が多くある妊産褥婦さんに寄り添い、心身のケアを行うため コミュニケーション能力も重要なスキルです。 現在、助産に関わる高度な知識と技術を認証されたアドバンス助産師の資格を取得している助産師が17名在籍し、自立したケアを提供しています。
助産師は、正常分娩であれば医師の指示がなくても「助産行為」を行うことができます。助産師がメインとなって判断し、分娩に導き、一緒に頑張ってきた産婦さんが無事に出産を終えたときの達成感は格別です。 また、母乳外来、バースセンターなど助産師として充実した毎日を送ることができます。
夜勤者から引き継ぎ。リーダー看護師と打ち合わせをして、ケアの方針を確認します。退院する患者さんを主治医が診察するため、介助します。
夜勤のスタッフから分娩進行中の産婦さんや状態に変化のあった患者さんの申し送りがあります。スタッフ全員で患者さんの状態を把握するために必要な引継ぎ業務です。
リーダーとペアリングスタッフと情報共有し、看護の方向性やケアの実施内容を話し合います。
手術後の患者さんの観察や清潔ケア、褥婦さんの授乳のお手伝いをします。
新生児室でお預かりしている赤ちゃんの授乳やおむつ交換などのお手伝い をします。(10時・13時・16時)
お産の介助をします。分娩の経過に異常がなければ医師の立ち会いはなく、助産師と家族で赤ちゃんの誕生を迎えます。 また、生まれた赤ちゃんがしっかりと呼吸できるように観察や処置をします。体重や身長などの計測をします。
交代で休憩を取ります。午後に向けてリフレッシュ!!
お産後の褥婦さんたちに退院指導(日・月・水・金曜日)や沐浴指導(火・木・土曜日)を行います。
患者さんの状態をチェックし、状態に変化がないか観察します。また、褥婦さんに授乳指導を行います。
夜勤のスタッフが看護業務を円滑に行うために必要な引継ぎ業務です。
日勤スタッフから患者さんの状態の引継ぎを受けます。翌日の採血や処置の確認、統一した看護を提供するため夜勤者で情報を共有します。
夜勤分の注射・点滴を医師のオーダーと照らし合わせ確認します。
手術後の患者さんの観察や褥婦さんの授乳のお手伝いをします。
新生児室でお預かりしている赤ちゃんの授乳のお手伝いをします。(19時・22時・1時・4時・7時)
お産の介助をします。分娩の経過に異常がなければ医師の立会いはなく、助産師と家族で赤ちゃんの誕生を迎えます。
生まれた赤ちゃんがしっかりと呼吸できるように処置をしたり、体重や身長などの計測をします。
2時間毎に患者さんの状態の観察をします。褥婦さんの授乳・育児のお手伝いをします。
ベッド周囲の環境に注意し、消灯をします。
患者さんの巡視を行います。交代で休憩をとり、体力を充電します。
点滴交換や看護記録を行います。夜間同室をしている褥婦さんの授乳・育児のお手伝いを行います。
検温や採血検査・血圧測定などを行います。手術後の患者さんの洗面介助をします。
温かいご飯とスープを準備し、食事を配膳します。
夜勤帯の患者さんや分娩進行者の状態を日勤スタッフに引き継ぎます。