7階東病棟は、混合病棟です。周術期看護を含む急性期看護に加え、化学療法や放射線療法、内視鏡的治療、緩和ケアなど幅広く治療・看護を行っています。外科では、消化器系や肺、乳房などの手術、また眼科や形成外科、皮膚科も併設されており、主に短期入院による手術治療を目的とした患者さんが多く入院されています。
手術などの治療を受けられる患者さんに寄り添い、治療の回復過程を支え、葛藤や緊張、不安が少しでも軽減できるよう、日々心掛けています。術後疼痛管理チームや栄養サポートチーム、皮膚排泄ケア認定看護師など患者さんを取り囲むすべてのスタッフと連携し、思いやりのあるチーム医療を実践できるよう努めています。
入院時からその人の生活に視点を置き、手術や治療後もできるだけ元の生活に近づけるための援助が必要です。そのひとつのケアとして、ストーマサイトマーキングの資格を取得しケアを行うことができます。定められた研修を終了し資格を取得した看護師2名が部署で活躍しています。
多くの周術期の看護を経験することができ、また患者さんが元気になって退院する患者さんをみることで達成感も得られ、やりがいを感じられます。
夜勤の看護師から日勤の看護師へ患者さんの状態報告がされます。 看護師全員が患者さんの状態を把握し統一した援助ができるようにするためです。
担当患者さん一人ひとりに挨拶を行い、本日の予定を一緒に確認します。 清拭ケアなどさまざまなケアを行います。
7階東病棟は毎日大勢の患者さんが入退院します。入院する患者さんには日常生活などのお話を聞き、病棟の説明を行います。少しでも入院に対する不安が軽くなるようにお話をする時間を設けています。
看護師は交代で休憩を取ります。休憩中は担当している患者さんの状態を残りの看護師に伝え、看護業務をスムーズに行えるようにしていきます。
患者さんの検温を行い、状態の観察を行います。異常があった場合はすぐに医師に報告し、指示に従って適切な処置を行います。
曜日によってさまざまな職種とカンファレンスを行います。医師や薬剤師、栄養士、検査技師など、患者さんをあらゆる視点から観察し、治療方針を導き出しています。
一日の患者さんの情報を申し送りをします。 次の勤務者がスムーズに看護業務を行えるようにするためです。
日勤看護師より担当者へ患者さんの状態が報告されます。リーダー間では、日勤帯の手術患者さんや重症の患者さんの申し送りがされ、統一した看護が行われるように努めています。
担当患者さん一人一人に挨拶を行い巡視をします。
自己管理が困難な患者さんの内服介助も行います。手術患者さんの帰棟後のバイタルサインの測定を行い、異常の早期発見に努めています。必要に応じて、時間で行う処置を行います。
交代で30分間の夕食休憩に入ります。
患者さんが就寝する前の環境を整えます。交代で90分間の休憩に入ります。
患者さんに変化がないか、休めているかなどの確認を行います。2時間毎の体位変換やナースコール対応、朝に向けての内服薬の準備や点滴の準備などをします。
バイタルサイン(体温・血圧など)の測定を行い、患者さんの朝の状態を確認します。
食事の配膳を行います。必要時は食事のセッティングや介助をします。食事の後は口腔ケアを行います。
夜間の患者さんの状態を日勤看護師へ引き継ぎます。担当者が看護業務をスムーズに行うためです。