2024.02.28
内科外来での看護師の業務は診察前のトリアージや診察の介助、患者・家族の生活指導や緊急入院対応などです。私が印象的だったことは、呼吸器疾患のある患者さんで初回受診時は活気があり治療や入院をしていましたが、病気が進行し急激なADL低下と体型の変化で次の外来には車椅子で来院しました。先輩看護師にその状況を相談し、退院支援課と連携して介護申請や訪問看護の手続きを提案し介入してもらいました。すぐに対応でき、患者さんや家族から「自宅で安心して生活することができます。ありがとう。」と言っていただきとても嬉しかったです。
病棟実習で看護師が患者さん一人ひとりに丁寧に対応しており、学生にも優しく手厚い指導をしてくれました。また、様々な技術・知識を習得できる研修があるため、患者さんに質の高い看護を提供することができますし、認定看護師や専門看護師と一緒に働くことで専門的な知識を学ぶことができると思い志望しました。
シュミレーターを使用したスキルアップトレーニングや、105項目の技術を習得するために先輩看護師と声を掛け合い協力しながら実施することは、大変でしたが自分の知識・技術を身に付けるうえでとても良い経験でした。プロセスレコードで1日の振り返りをして、先輩看護師にアドバイスをもらいながら日々学びを深めることができたことは良かったと思います。
当院は様々な院内研修が開催されており専門知識を身に付け、判断力・実践力を磨き続けることができます。内科外来は内臓疾患のすべて、全身性疾患・感染症など広範囲であり、急性期から終末期までが混在しています。多職種と連携しながら患者さんの命を支え、患者さんとその家族に寄り添った看護を提供しています。