2024.03.04 お知らせ
2024年1月1日に発生した能登半島地震に際し、DMAT第3次隊として1月5日から8日にかけて被災地で災害支援活動に従事しました。私たちの隊は能登半島のほぼ中心に位置する七尾市の能登総合病院内に設けられた活動拠点での活動となりました。 各地から多くの隊を集めて混成チームで業務を行っているため現場は混乱した状態であり、私たちの隊は混乱した活動指揮ブースの運営が円滑に行えるよう活動指揮ブース運営のマニュアル整備や課題の抽出を実施し、拠点本部と実働部隊が円滑に連携をとれるような仕組みの整備に取り組みました。災害支援の中でも、兵站(へいたん)と呼ばれる活動は災害支援の要となる重要な機能であり、混乱した状況の活動指揮部門の安定化に微力ながら力になれたのではないかと思います。今回の活動を通し、平時からの訓練の重要性を再認識しました。 最後に、このたびの能登半島地震で被害に遭われた皆様に謹んでお見舞い申し上げますとともに、被災地域の1日も早い復興を切に願っております。
手術室看護師 加藤慎平
自治医科大学チームと情報交換
能登総合病院内「活動指揮」ブースで活動中
派遣中の隊の活動期限を確認