2021.09.28
病院という環境は、日常の生活とは大きく異なります。特に急性期は身体疾患の治療が最優先となり、身体的にも精神的にも苦痛の多いところです。高齢者や認知症を患う方は、入院といった環境の変化に適応しにくいため、適切な環境や関わりがないと、認知機能の低下やせん妄の発症、さらには症状が遷延する恐れがあります。私は認知症看護認定看護師でありせん妄認知症ケアチームの一員として、高齢者や認知症を患う患者さんが安全に治療を受けられ、安心・安楽な入院生活を過ごせるよう、病棟スタッフなどと協力しながら療養環境の支援をしています。
病院全体で、せん妄予防の取組やせん妄に対する対応力の向上が図れるように努めていきたいと思っています。
超高齢社会において認知症・せん妄ケアは重要です。私たちの関わり方で患者さんの症状が落ち着くことも多く、とてもやりがいのある仕事だと思います。是非私たちと一緒に働きませんか。