”思いやりをもって、患者に寄り添う”
自分の理想の看護師を目指すことができる、済生会宇都宮病院の教育体制をご紹介します。
済生会の基本理念・病院理念・看護部理念を理解し、個人が主体的にキャリア開発できる看護職を育成します。
ラダー(はしご)をのぼるよう着実にステップアップしていく仕組みです。一人ひとりが自身の目標を設定し、それを達成するためにキャリアラダーを活用します。また、キャリアラダーは一本道ではありません。理想の看護師像、ワークライフバランスの志向などに合わせて、キャリアプランを選択できるように支援しています。
※当院は職能資格等級制度を導入しており、クリニカルラダー(看護実践能力)と人事制度の等級がリンクしています。
ラダー別研修、全体研修など、成長を支援する教育プログラムを用意しています。
部署教育(OJT:On-the-Job Training)と集合研修(Off-JT)との連携教育を行っています。
部署教育(OJT)では、一人ひとりが日々の業務の中で、知識やスキルを適切に身に着けることができます。集合研修(Off-JT)では、様々なプログラムが用意され、そこで学んだことを部署で実践し、結果を振り返ることで成長・キャリア形成へと繋げることができます。また、臨床における問題意識から発する自己学習を支援する体制を整えています。
済生会宇都宮病院では、働きやすく、看護師として成長できる環境づくりを、スタッフ全員で推進しています。
新人看護師1人に対し、一定期間、毎日指導者が付き、実地指導・評価などを行います。各チーム全てのスタッフが実地指導者となります。卒後臨床研修制度のもとに、1人ひとりの能力に合わせてサポートをしています。
ステップ1~4の到達時期に評価を行い、段階的に進める方式となっています。
入職後、約1週間の新規採用職員研修を受講し、済生会宇都宮病院の職員として必要な基礎知識や、多様なスタッフと協働する上で必要な基礎能力を習得します。集合研修終了後から、各部署での教育が始まります。
社会人、専門職業人として徐々に自覚をもって行動できることを目標とし、看護業務に必要な基礎知識・技術を習得していきます。5月末から逆シャドウイングを実施し、受け持ち患者さんを1名担当します。
6月からは、夜勤の見習いを行います。プリセプターが身近な相談者となり、アソシエイト、新人教育担当者を中心に、部署のスタッフ全員で新人看護師をサポートします。
副担当看護師として、複数の患者さんを受け持ち、ペアリング看護師の指導を受けながら看護過程を展開していきます。
ペアリング指導者と共に、割り当てられた複数の担当患者さんの看護を実践します。担当看護師として受け持ち患者さんを入院から退院まで受け持ちます。1年2ヵ月までに担当看護師として自立することを目指します。