診療看護師(NP : Nurse Practitioner)*所属診療科 心臓血管外科
クリティカルケア認定看護師
青木 瑞智子
NPとは、『患者のQOL向上のために、医師や多職種と連携・協働し、倫理的かつ科学的根拠に基づき一定レベルの診療を行うことができる看護師』です。役割は、『医師、看護師、薬剤師等の多職種と連携・協働を図り、一定レベルの診療を自律的に遂行し、患者の「症状マネジメント」を効果的、効率的、タイムリーに実施することにより患者のQOLの向上を図ること』です。当院の心臓血管外科は、手術件数が多く、入院患者数も多いため、安全で質の高い医療がタイムリーに提供できるよう、医師と診療業務のタスクシフト、タスクシェアを行っています。また、医師と診療業務を行う際には、看護師としての視点や経験を生かし、care(看護師による看護)+cure(医師のよる治療)の両側面から、患者や家族に寄り添った医療の提供を心掛けて業務を行っています。
入院患者のtotal management
・特定行為(21区分38行為) ・相対的医行為:薬剤や検査、輸血、他科受診等の代行入力、手術助手等 ・嚥下機能評価及び訓練、栄養管理、診察記録、問診、身体診察、日常的な病状の補足説明等 ・院内外の講師
・Critical care + cureに関すること ・NPに関すること